ms Aruku
わけあって個人的なんです
スミマセン
表現する場をやっと作ったので、まずは書きたいこと。
言いたいことはたくさんある。30年分。
経験者にどれだけ訴えても伝わらなかった。ケガの可能性を伝えても回避せず引退した選手がたくさんいた。計画があるように見える無計画なトレーニングプログラムで壊れていってる選手がたくさんいる。今、選手としてあきらめかけてる人もいる。
ずっと今でも「そういう時代だから仕方ない」と思ってる。
僕はトレーナーにはなれないただの治療者。そう思ったこともある。今はトレーナーとか聞いたら笑っちゃうんだけど。いつの世でも若者はカタカナを別次元な仕事だと感じてしまいがち。
今は自分が治療者だとも思えないなぁ。そんな偉くない。身体の動きを考える趣味の人です。
自分が完璧なのかといえば、完全な非完璧。今でも考えが足りてないことがとてもたくさんあることも分かってる。もっと勉強すればわかることもたくさんある事も知ってる。間違ってることもたくさんある。
けど、ここまで、この程度な宙ぶらりんで過ごした自分を責めるつもりはないし、楽しいこともたくさんあったことを差し引けば、まぁいいかと。ごめんなさいだと思う。書くことに関してはどこまで続けられるかは相変わらずヌルいのでわかりません。
ただ、今までずっと考えてきたことをなるべくたくさん書きたいと思う。
、ここでは、15年以上も前からずっと言ってた体幹主導で考える動作について説明します。
ただ、考え方自体は超スタンダードな動作分析で独自性はないの。基本をしっかり伝える人がいなくなったのだと思う。分析したら何がわかるかといえば、問題点の抽出ができる。問題点が出れば個性に応じた改善点が見いだせて…云々。SOAPだね。
ここでの改善を指すのはパフォーマンス能力の向上だけど、分析で出てくるのは疼痛による動作障害や疼痛回避の動作だったり、心理的問題であったり、物理的問題など運動機能以外の問題であったりします。
基本的なパターンもあります。言葉にすると難しいけど、当たり前なことばかりです。
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動作は重心の保持や移動で開始しますが、その起点は概ね視線の移動から始まりやすい。
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末梢の動作は中枢の動作に大きく干渉されます。遠位固定その逆もまた然り。
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全体の動作から「反応反射で得られる高効率な動作」「随意的な動作」を分類します。
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動作中の重心動線を基底面上で観察します。当然基底面にない場合もありますが。
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「高効率でできる動作」と「工夫して得た動作」は違います。
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他にもイロイロ。
最近プロ野球で注目されつつあるし、きっとこれから20年先のスポーツ指導ではスタンダードな指導法になると思う。きっとトレーニング法としては誰かがもう手を付けているだろうし、もっとすごい事まで見えてる人はいるんだろう。
「効率のいい動作の方法」であって、プロの動きを個別に突き詰めて言及するつもりはない。そもそもプロは普通以上に高効率の動作ができた上で、さらに切磋琢磨した動作だから。確かに効率悪い動作もあるけど、それは別の長所を得ようとした結果だよね。