ms Aruku
001 モーション開始
・重心は右方に偏移
・体幹の回旋が開始される
・右股関節外転
・右股関節の回旋は言及しない
とりあえずコッキングの前までは気楽に。
右股関節の内旋について、実用的に使われることが多い反面、動作の垂直軸に対し、股関節の垂直軸の2軸になるため動作は安定しなくなる。「速く投げるため」「遠くへ投げるため」なら基本動作として外してよいのでは。右股内旋を使うより、固定を選択した方が完骨が垂直軸で90度左旋回(実際には右股関節外旋・左股関節内旋)するにも有利だと思う。当然、本人の目的意識や動作の習熟によって変化するところ。
002 テイクバック中・右足荷重を崩す前
・右足底荷重
・完骨の前額面の角度は0度
・右肩甲帯伸展、肩関節水平伸展
・体幹右回旋
・股関節外転
・右股関節の内旋も0度
・左肩甲帯、肩関節屈曲
何度とかどうでもいい。
可動域全域を使うより、筋収縮を起こしたときにアクションしやすい可動域を美味しくチョイスしていると思う。そもそも効率的というワードで括っているだけに当たり前だけど。
足がゆがんで見えたり軸がぶれているのは、私のスキル不足です。ごめんなさい
003 002を矢状面から
個人的に、ここまでがどういう経緯でこの形になるかは結構どうでもいい話。なんでこの絵なのかといわれると、この絵でレンダリングしちゃったから。
この後、物体に対してスピードをつける作業が開始される。そもそも投げるが目的なのだから、ここまでは効率性も重視されないって話。
スピードが必要なのかコントロールが必要なのか、さらに上を望むならどこかで効率性を部分的に捨てて、リスクを管理する動作の習熟が必要となる。
問題なのは基礎動作の「投げる」とコーチングしてる人の「投げる」は意識が違うこと。基礎動作を習熟し発展させることにより、個々のプレースタイルが変化するわけであって、「プロなんとか」とか「~~選手」の真似事をさせて身体を潰すのがオシゴトなのかと。一般に完成した人より、より練習を重ねて能力を得た特殊な人の外見を未完成な身体にコピーペーストするのは不可能でしょう。
本当は誰でも知ってる。真似しようと思ってできるなら自分もプロになれたはずなのだから。
004 コッキングの開始
左足の接地でコッキングが開始。この状態ではまだ接地してません。
・左右股関節の回旋開始
・左足接地位置を意識した左足の立ち直り反応
ここで大切なことは立ち直り反応を使うこと。余分な筋力を使わず確実に目的地に左足が出る。筋力で意図的に押し出すと左足の設置点にぶれが出やすい。随意的な運動は、どの方向・距離に「崩す」のかがポイントになる。
むしろ問題なのは何を使って崩すのかということ。学習過程で人それぞれ異なっているのではないか。頭や体幹上部が多い。
右下肢をこの段階でやや曲げることについては効率的なことより後のこと。「速く投げようと思ったら右足が曲がる」のは速く投げる目的に対して加える動作。「投げる距離が短く、コントロール重視」なら左足接地の距離は右足に近づく。
と言っても、崩す前提なら左肩より外方に接地します。意図的に立ち直り反応使うんだから。目標がとても近いなら下投げでよいのです。崩さない上投げなら両足接地で体重移動だけでもよいのです。
005 左足の接地 コッキング前
・接地しても概ね動きはないところです
・視線が目標物を中心に捉えます
・
手の動作でコッキングが終わるかといえばそうではなく、足が接地すると同時に視線が目標物を捉えた時点を起点としてアクセラレーションが始まります。目の動きで目標物を追っているので大まかな外見上では顔が正面に来る必要はなく、頭部から体幹の回旋はこの直後に始まります。
006 コッキング後 アクセラレーションの開始
・頭部左回旋と非対称性緊張性頚反射(ATNR)
・頭部の回旋開始後、頚部胸部左回旋
・左肩甲帯・上肢伸展
・股関節の回旋(右外旋・左内旋)の随意的運動の終了
視線の左移動と共に頭部の左回旋が行われ、ATNRによる左側伸展優位な状態を作ります。
完骨は矢状面上に90度向きを変え、下肢は前額面上で左に崩れた重心を支える仕事を始めます。矢状面上では右足より左側に位置します。体幹は右回旋で維持していた力の向きから左回旋を始めます。伸展優位が超ニクい味付けをして、筋力はより優位に使えるって算段ざます。
この時、右手は肩より遠位に位置します。随意的(意図的)に近位の回旋を遠位に直達させないため、肩甲帯、肩、肘、手は順番に体幹の回旋に対して順に引っ張られていく形になります。
コッキングは随意的にその動作を形成するのではなく、回旋を伝えないために起こる結果として見える動作です。
むしろコッキングはアクセラレーションの初動動作として捉えた方がいいと思う。
007 アクセラレーションからリリース
・重心の左移動と左下肢伸展
・右下肢屈曲パターンと足関節底屈
体幹と頭部はアクセラレーション終盤からリリースまでに矢状面上からさらに左回旋するが、意図的に回旋は止めない。視線はリリースまで前に固定するが頭を固定するような注視はしない。
ボールはアクセラレーション終盤、左右の胸郭の中点から体幹回旋屈曲により遠心力に作用されて3次元的に遠ざかっていく。右指で描ける弧の先端で手の巧緻性を使いボールをリリースする。
後半急ぎすぎたのでまた見直して修正します。
投げる動作
・右手だけで持てる物体を右手で投げる行為で、モノの大きさでモーションも変わります
・開始状態の基本姿位から前額面と矢状面を決めました
・あくまで個人的な分析なので、あまり気になさらず
・考え付いた順に書き換えていくつもり。
耐久性に欠け、一気に書いて全部読み返せなくなったので徐々に読み返して修正します。
途中で出てくる板
・右足の荷重からリリースまで、完骨が直線上を移動することを知ってほしかったので入れてみた
・完骨がアクセラレーションまで回旋しない事も分かりやすいようアプローチしてみた(分かりづらかった)
***書き足すわすれもの
左下肢と重心落下と自由落下運動、
体幹の前傾が始まるところと股関節屈曲、